「はばたく中小企業・小規模事業者300社」受賞のお知らせ
2024.3.14
この度、当社は、経済産業省 中小企業庁が選定する「はばたく中小企業・小規模事業者300社」を受賞しました。 「はばたく中小企業・小規模事業者300社」は、経済社会構造の変化に対応して事業変革や新規事業に挑戦し、地域経済や日本経済の成長への貢献が期待できるモデルとなる中小企業を表彰する制度です。 2023年度は、受賞分野の見直しが行われ、「事業再構築・生産性向上」、「海外展開」、「GX」、「DX」、「人への投資・環境整備」の5分野が設定されました。 受賞するには、全国の経済団体や金融機関などから推薦され、選定委員会による数多の候補からの選定を通り、中小企業経営支援分科会による厳密な審議を経て、2023年度の300社が決定されるといったプロセスが必要となっております。
表彰式は2024年3月14日(木曜日)に経済産業省講堂にて執り行われました。当社からは社長が代表で出席しました。 シュヴァルベルが経済産業省といった国家の最高行政機関の地に足を踏み入れることは初めてであったため、さすがの社長も久しぶりに緊張と高揚感を感じておりました。 会場には入賞した300社の代表のみでなく、新聞各社などマスコミ関係者の方や行政関係者の方が数多く参加していました。 経済産業省大臣は、令和5年の振り返りから、日本を取り巻く経済環境が厳しいことをご説明しておりました。 受賞企業について、さまざまな分野で活躍している我が国を代表する企業あること、また、今後も国内外の中小企業の模範として力強い活躍を期待することなど、日本経済にイノベーションを起こしてほしい、そんな力強いメッセージを感受しました。 参加されたすべての代表者の方も、それぞれの使命を感じたのではないでしょうか。
当社は「DX」部門において高く評価を受け、このような賞を頂くことができました。 「DX」部門に認定された企業は全国で45社しかおらず、当社がその一員に選ばれたことを大変光栄に思います。人工知能を自社開発し、 自動化装置や画像検査システムに積極的に導入していることをご評価いただいたのだと思います。 あらゆるものづくり業界において、画像処理は必須工程となり十数年が経過しています。ニューラルネットワークを利用した画像認識の技術は、画像に内在する多くの情報を抽出します。 それらの情報は生産ラインにおける品質改善や不具合解析はもちろん、画像を利用するあらゆる分野に飛躍的な進化をもたらします。当社が目指す「DX」は、人工知能や画像処理の研究を進め、今までに存在しない自動化や画像情報を必要とする統合システムをインテグレーションすることです。
2023年度に、中小企業庁がはばたく300社表彰のロゴを作成されました。 ロゴの持つ意味は、日本(日の丸)を象徴する「丸」に、未来そして世界へはばたく羽をイメージした「羽」を組み合わせたものとなっており、受賞された企業をはじめ、さまざまな分野に広がる中小企業により、日本経済が未来へはばたくような発展をしてほしいという願いが込められています。 「シュヴァルベル」は「つばめと世界」の意味を持たせたドイツ語の造語となっており、はばたく300社と同様に、MADE IN JAPANとして世界に羽ばたいていくような発展をするという意思がこめられています。 その世界展開の足掛かりとして、名古屋に支店を、中国に子会社を設立するに至りました。 今年度も更なる成長と発展を目指し、地域や社会に貢献することをお約束します。今後も一層のご支援を賜りますよう、何卒宜しくお願い申し上げます。