2023年5月12日、中国に100%出資子会社、蘇州施沃爾科技有限公司を設立しました。 場所は中国蘇州市内にある工業地帯の一画に拠店を展開させていただくこととなりました。 その工業地帯は中国政府とシンガポール政府が合意し、共同開発した場所となっております。 中国企業、シンガポール企業はもちろん、日本やその他の海外企業が数多く展開しています。 中国は世界の中心でものづくりを行っており、設備装置や自動化装置などの設計開発を行っている弊社としては、中国進出はとても大切な一歩となります。

蘇州施沃爾科技有限公司は、シュヴァルベル製品の販売、自動装置の製造や量産、部材調達、設計開発、ブリッジエンジニアリングなど、 中国でのエンジニアリングサービスを行います。日系のグローバル企業のなかで、中国に拠店がない会社はほとんど存在しません。 さらに、海外向け設備装置などのほとんどが中国や韓国など、東南アジアを中心に稼働しているのが実情です。 弊社は自社の画像処理技術と自動化制御技術をもち、各企業における海外での設備装置の改造やシステムアップなど、 技術面で対応するサービスを展開していきます。

日本での事業展開と同様に、蘇州施沃爾科技有限公司におきましても「Eye（目）」と「Hand（手）」をキーワードとして エンジニアリングを中心に業務を行っていきます。 弊社の自社製品である人工知能搭載画像処理システム 「Schwalbel Vision」の販売、 監視システム「CCTV」の販売、 各産業業界における「自動化」装置や関連するソフトウェアの開発などを行い、 中国のお客様の持つ多くの課題に対して包括的な解決策をご提供していきます。

社名である「SCHWALBEL（シュヴァルベル）」はドイツ語の「Schwalbe（燕）」と「Welt（世界）」という２つの言葉から創られた造語です。 「燕のように世界中を羽ばたき、多くの国々が抱える問題に対して、 技術的な側面で挑戦する企業となる」そのような志から、シュヴァルベルという社名にいたしました。 先進技術で世界をつなぐ会社になることを目指す我々にとって、初の海外進出はとても喜ばしいことです。 弊社として、中国を始め、アジア全体、そして世界中の産業に貢献できるよう日々精進していく所存です。