swbvision

マルチプラットフォームな
統合画像処理システム

Schwalbel Vision

弊社の画像処理システム「Schwalbel Vision」(以降、SWBVision)は撮像機器やプラットフォームに縛られることなく、現場に応じた理想的な形でお客様の課題を解決できます。SWBVisionは画像処理システムのために開発した、画像処理、AI、数値計算、撮像機器(カメラや照明)の制御、データベースによる設定管理等が行えるマルチプラットフォーム(※)な統合ソフトウェアで、高い柔軟性と拡張性を持っているのが特徴です。例えば画像処理を行うPCや撮像機器はご要望があれば弊社で手配しますが、お客様が用意されたものも使用できます。SWBVisionは、ソフトウェアだけでなくハードウェアも含めて多様な課題に対応できるフレキシブルなシステムです。

※Windows、Android、Linux等の複数のOSで動作することが可能

swbvision

高度なカスタマイズ性

SWBVisionは高度なカスタマイズ性を備えています。だからこそ、現場から上がってくる困難な課題にも容易に対応できます。SWBVisionには二値化処理、色検出、エッジ検出、文字認識にパターンマッチング等の基本的な機能が標準搭載されています。しかし、それらの基本的な機能を組み合わせるだけでは実現が難しいケースがあります。例えば、事例一覧ページで紹介しているフェーズドアレイ画像解析システムです。この検査では、画像内のすべてのエコーの形状、色、位置を算出し、複数の特徴を使って複合的に合否判定ができるアルゴリズムを構築しています。このように標準機能だけでは対応しきれない検査でも、SWBVisionをカスタマイズすることで理想のシステムが実現できます。特殊な画像処理、複雑な合否判定、難解な数値計算、センサ値の統計解析等、いずれも問題ありません。高いカスタマイズ性を備えたSWBVisionは課題解決に必要なあらゆる機能をご提供できます。

swbvision

ルールベースとAIの融合

昨今、AIが使用できるソフトウェアは珍しくありません。しかし蓋を開けてみると、AIを利用する場合には別途ライセンス費用がかかったり、ルールベースとの併用が難しかったりします。SWBVisionでは、AIを活用するために別途ライセンス費用がかかることはありません。初めからルールベースとAIの両方を綿密に検討し、最適なアルゴリズムを創り上げます。その結果、ルールベースとAIを融合させたハイブリッドな手法を構築し、難解だった問題を解決できるのです。また逆のケースも存在します。上記で例を挙げたフェーズドアレイ画像解析システムはルールベースとAIどちらも検証を行い、AIでは細かい箇所に対応しきれないことが判明したためルールベースのみで開発を行いました。

swbvision

標準検査ツール「Augen Meister」

SWBVisionは何にも縛られることのない自由なシステムです。お客様の希望に沿った組み込み機や画面ツールを開発し、ユニークな画像処理システムを構築することができます。もしくは、弊社が用意している無償の標準検査ツール「Augen Meister」を利用して外観検査を始めることもできます。Augen Meisterは弊社の技術者がSWBVisionの検査フローを作成する際に使用する設定ツールですが、同時に外観検査のモニタリングができる運用ツールでもあります。モニタリング画面に表示する画像や測定値等の内容や表示サイズ、位置などは自由にカスタマイズできるため、お客様の用途に合わせてセッティングができます。

swbvision swbvision

デモンストレーション動画

色抽出

" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture" allowfullscreen id="swbvision">

傷抽出

SWBVision + α

SWBVisionは他システムと連動させることでその真価を発揮します。一般的な画像処理ソフトを使用する場合、他システムと連携するためには仲介となるソフトウェアの開発が必要になります。しかし、SWBVisionの場合は必要ありません。SWBVisionが他システムと通信を行い、適切な応答を返したり、さらに別のシステムにコマンドを送ることができるからです。ここでは他システムと連携することでどのようなことが実現可能になるか、少しだけご紹介いたします。

swbvision

SWBVision + 外観検査システム

高い拡張性を持つSWBVisionは、マテハンロボットや外部機器と連動させることで外観検査工程のハンドリングを含めたシステムを実現することができます。弊社取扱製品の「KITOV」や「Sawyer」との連動はもちろん、それ以外の画像処理装置やロボットと連携をさせることもできます。例えば、Sawyerのようなマテハンロボットにカメラを装着してフレキシブルに検査を行ったり、KITOVに詳細な外観検査をさせる前に簡易的な検査を実施することで検査時間を短縮するなど多様なご提案ができます。

swbvision

SWBVision + 監視カメラシステム

SWBVisionを導入できるのは外観検査だけではありません。弊社が得意とする監視カメラCCTVシステムにももちろん導入できます。システム構成も自由自在です。例えば、Milestone社製「XProtect」と組み合わせれば、新規に画像処理カメラを用意することなく既設のカメラで画像解析システムを実現できます。さらに画像解析を行うのはクライアントPC、専用サーバ、どちらでも問題ありません。AIで侵入者の自動検知、ルールベースで危険ゾーンへの侵入監視なども可能です。既存の環境に縛られることなくシステムを構築できるのがSWBVisionの強みなのです。

導入方法

STEP1 資料請求・お問い合わせ

まずはお気軽にご相談ください。
メールでのお問い合わせはお問い合わせフォームから、
電話でのお問い合わせは(TEL:03-6304-0333)に直接ご連絡ください。
専門家が無料でアドバイスさせて頂きます。

STEP2 ヒアリング・事前調査

目的や用途、納期などのご要望をお伺いさせて頂きます。
内容に応じて事前調査を行い、弊社のシステムが対応可能かを判断させて頂きます。
なお、事前調査には画像が必要となります。
※事前調査につきましては、内容によって別途費用がかかることがあります。

STEP3 お見積り・ご契約

お客様のご要望を踏まえたうえで、お見積書を提出します。
お見積りの内容でご納得していただけるようであれば、ご契約をさせて頂きます。

STEP4 納品

お客様立ち合いのもと、システムを納品させていただきます。
必要に応じてティーチングをご提案させていただきます。
※ティーチングにつきましては別途費用が掛かります。