
ドローン+AIソリューション 事例紹介
ドローンは、人の手が届かないところの撮影や検査対象の360度撮影の際に役立ちます。 固定カメラの代わりに採用することで、ロボットを使った大がかりなシステムを構築することなく、サイズが大きいものや撮影箇所が四方にあるものも容易に撮影することが可能です。 さらにドローンで撮影した映像をAIを使用して処理を行うことで、柔軟性の高いシステムをご提案できます。 このページではドローンを活用した事例をご紹介します。
ドローン物体検出システム
弊社はドローンから取得した映像をリアルタイムでサーバにて処理を行い、検出した対象物を結果として画面に表示するシステムを開発しました。 本システムは Japan Robot Week 2024にも出展し、多くのお客様からご好評をいただきました。
最新のAIを採用
弊社のドローン物体検出システムはSchwalbel Visionを搭載することで、様々なAIを組み込んで使用することができ、複数のデバイス(カメラ、ドローン)の制御とAIの処理を同時に行えることが強みです。 Japan Robot Week 2024では、検出対象をテキストで指定することができる物体検出用のAI「Grounding DINO」を採用し、固定カメラでは人やペットボトルなどを、ドローンでは2つのヘルメットを認識させました。

ドローンの利点
画像で捉えた空間の範囲に対して撮影物体が大きい場合、固定カメラでは全体を撮影するのが難しいことがあります。 そうした大きな物体の前にロボットを設置すると、対象物を置く際に作業の妨げになる可能性があり、現実的ではありません。 ドローンを使用することで特定の位置を柔軟に撮影でき、対象物を検出する必要があるときのみ飛行するため作業者の邪魔になりません。