
簡易粒子測定システム
独自の画像処理技術と特殊なレーザー技術を活用した、液中粒子の簡易測定システムBLASE MINIを開発・販売しております。
本システムは、一般家庭水や産業用で使用される純水などで生成された微細なウルトラファインバブルに特殊な形状のレーザー光を照射し、
撮像イメージを弊社独自の画像処理技術(Schwalbel Vision)にて粒子数を測定します。
これまで不可能であった、1万(104)個程度(/1mLあたり)のウルトラファインバブルの計測を実現し、
さらに、低濃度ウルトラファインバブルの計測時間を大幅に短縮(従来比約1/10) しました。
リアルタイムでモニタリングしながら測定可能です。
高度な画像処理技術と特殊なレーザー光による低濃度ウルトラファインバブルの計測
従来の計測機では、100万~1億(106-108)個(/1mLあたり)の高濃度ウルトラファインバブルしか測定できませんが、 BLASE MINIは、高解像度カメラと光学系技術、測定用の特殊なレーザー光を用いて極小の気泡であるウルトラファインバブルの数を正確に測定することができます。
- ・ 弊社画像処理技術を用いた専用ソフトで、1万(104)個(/1mLあたり)からの正確な計測が可能
- ・ 比較的低濃度なバブルの含有量を評価するために行う、濃度上昇のための前処理が不要
- ・ PCのバッテリーとモバイルバッテリー(PD供給)を使用する事で電源の無い環境でも使用が可能
さらに、以下の特長があります。
粒子及びウルトラファインバブル観測インライン検査のご提案
BLASE MINIでは、液体を定期的に入れ替えながら現在のバブル生成量を計測し、粒子の管理を可能にしています。
お客様のニーズに応じて、計測用セル(測定のために使用する専用の容器や部品)をカスタマイズすることが可能です。
例えば、半導体製造向けに適した素材や、一般家庭用水で使用可能な素材を選定し、最適なセルを提供します。
この技術は、シャワーノズル製造時の出荷検査用インライン装置(製造ラインに組み込まれる自動検査機器)として活用できるほか、半導体製造装置の洗浄工程で利用されるウルトラファインバブル水の個数測定や、インラインでの品質管理にも対応しています。
精製水でウルトラファインバブルを発生させたときの測定
①UFBノズルを用いてバブルを発生させた精製水の粒子測定
②ブランク水の粒子測定
※ブランク水とは、ノズルを通さずバブルを発生させていない状態の水のこと。

一般家庭水でウルトラファインバブルを発生させたときの測定
①UFBノズルを用いてバブルを発生させた一般家庭水の粒子測定
②ブランク水の粒子測定
240万個(①) - 130万個(②) = 110万個(1mLあたりのバブル生成量)

デモンストレーション動画
ウルトラファインバブル簡易観測機 操作説明
ウルトラファインバブル簡易観測機 特長説明
オプション機能のご提案
標準簡易測定器では、お客様のニーズに合わせ視野範囲を変更可能です。
粒子量に合わせて光学倍率を変更させて頂きます。
導入方法
STEP1 資料請求・お問い合わせ
まずはお気軽にご相談ください。
メールでのお問い合わせはお問い合わせフォームから、
電話でのお問い合わせは(TEL:03-6304-0333)に直接ご連絡ください。
STEP2 ヒアリング
目的や用途、納期などのご要望をお伺いさせて頂きます。
内容に応じて事前調査を行い、お客様のご要望の検査を行うことが可能かを判断します。
なお、事前調査には評価サンプルが複数必要となります。
※事前調査につきましては、内容によって別途費用がかかることがあります。
STEP3 お見積り・ご契約
お客様のご要望を踏まえたうえで、お見積書を提出します。
STEP4 納品
設備の納品をさせていただきます。
お客様立ち合いのもと機能評価を行い、検収とさせて頂きます。
本製品は、クラス4レーザーを搭載しております。安全に使用可能な環境をご準備願います。